【登山】JR奥多摩駅~鋸尾根~御前山 標高1405m~大ブナ尾根~奥多摩湖バス停
〇おすすめ度 ★★
〇難易度 ★★★
〇距離 14km
〇山行 7時間半(うち休憩1時間)
〇行き交った人 10人(トレイルランはゼロ)
〇お店 コンビニも無し
〇お土産 とうふひねり餅
奥多摩駅を出ると、複数の警官が警備にあたっていました。昭和橋がわからず、職務中の警察官に聴くと親切に教えてもらいました。愛宕神社へ184段の階段を上りまずは同中の無事を祈りました。
神社からの鋸尾根は岩場が続き、鎖やハシゴの階段もしばしばあり、昇りごたえがありました。この日は、風速も5m以上あり、風も比較的強かったのですが、次第に上がっていく気温と汗じみたシャツにはとおり風となって心地良く、日の当たる尾根道を快適に進めました。
出発から二時間半掛かってようやく大ダワへ。ここからは、樹林帯が続き、心細くなりながら歩みを進めました。
10時半を回り、登山開始から3時間を経過してしまったので、鞘口山山頂で食事を摂ります。元気になって出発!とおもいきや、ここでアクシデント発生です。
標識が分かりづらく、御前山方面に進んだつもりが、林道を彷徨うことに。結局遭難すること1時間で元の鞘口山山頂に戻ってきました。正しい道は後ろにあり、とんだ災難に遭いました。よくよく確認しない自分も悪いのですが、素直に標識に従ったのに、ついてないです。別の遭難者が出るとまずいので、帰宅後東京都に標識を変えるよう意見しておきました。
気を取り戻してクロノ尾山を越え、御前山へ向かいます。登山道に沿うように時折カタクリの紫色の花が見えて励まされます。はかなげで可憐でした。
復帰した鞘口山頂から1時間強で御前山山頂へ。ここの山頂は広く、ベンチも10近くあり、休憩にはもってこいでした。ですが、ここでもアクシデントが。ベンチがぐらついており、淹れたコーヒーをこぼしてしまいました。今日はちょっとついていませんでした。
休憩を終えて時計を見ると、13時15分を指しています。当初予定していた奥多摩湖バス停からのめこい湯(丹波)行きのバスまでは1時間40分しかありません。登山ガイドを見ると、ぎりぎり間に合うか間に合わないか。焦る気持ちを引き釣りながら、早足になります。
ですが、大ブナ尾根の道が私を阻みました。本来、手すりやスロープがあるべきと思われるルートに設置が無く、砂地に足を滑らせ、転落の恐怖と戦いながら、そろりそろりと進みます。今日は月曜日で、人が少なかったからよかったものの、週末であれば行き違いも多く、かなりの困難を強いられたと思います。そうした意味でも東京都や奥多摩町には奮起を促したいです。駅前のアクセスの良さなどから、お勧め度は☆☆☆か☆☆☆☆でもいいのでしょうが、今日は納得できなかったことが多かったので☆☆にしました。
最後は結局トレイルランのようになるくらい走ってしまいましたが、あと5分届かず。やはり登山は難しいですね。潔く奥多摩駅行きのバスに乗り帰途へ。
このまま帰るのは嫌だなと思って駅前をぶらぶらしていたところ、横町にbeerカフェを発見。聞けば3年前に開業したとのこと。10種類ほどのビールがある中、酒に弱い私も、「クリーミー」とかんきつ系の「ゴールド」を堪能。気持ちの良いテラスで、オリジナルのビールを愉しみました。このお店はおススメです!