【病気】なんだろう、この痛み①
会社でふつうにダラダラ過ごしていると、突然、左足の人差し指に激痛が走った。
「うっ」やまだかつてない(←死語💦)痛みで、まともに歩けない。俺は左足を引き摺るように歩く。なんとも思わないのか、既にそういう同僚が一人いて、見慣れた風景だからか、なんとも声をかけられない。
机から立ち、印刷物を取りにちょいと離れた複合機へ、あるいは用を足しに、またあるいは隣の総務課に頭を下げに行く度に、どんどん痛みが増してくる。
おかしい。登山に行ったのはおとといの筈。あのときは、のめこい湯行きのバスに間に合わそうと、山中を駆け巡った。間に合わう可能性は相当低いと分かっていたけれども。あのとき、狭くて固い登山靴の中で、足指はまさに、緊張の真っただ中にあった。昨年の11月、フルマラソンで、ボロボロになった爪たちは見るも無残だった(不快感を与えるので写真掲載は割愛します)。だから、あのトレイルラン的状況で、足がいかれてしまったのか。
昼休みにネットの海に溺れ、なんとか6時半までやってる整形外科を探し出す。もはや他人のもののように思える足を荷として、導き出された答えは・・・
「綺麗な指ですね」
「?」
「足指の先には2本の腱と筋が通っていまして、これが骨を覆うように機能して、間
接を曲げたりしているわけです」
ふむふむなるほど。
「これがレントゲン写真ですが、なんにも映っていません」
骨が折れているのかなと思っていた俺は安心した。それはほんの一息のことだっ
た。
「となりますと、考えられるのは、痛風ですかね。尿酸値が高いって言われたこと
ありますか」
「・・・だいぶ前に正常値だけど要注意だってことはありました」
「採血してみれば後日分かるのですが、今日は止めときますか」
先送りしても意味はない。いやむしろ悪影響しかない。
「お願いします」
苦手な採血を終え、帰途に就く。看護師さんに、足が靴にあたると痛いので、
クロックスが良いですよとのアドバイスをいただき、閉店間際のABCストアに駆け込み、今さら、初のクロックスをゲット!
確かに痛みが減少。ちょうど温かくなってきた気候も追い風に、サンダルの涼しさがフィットした。
塗り薬と飲み薬で痛みを緩和させ運命の日を迎えることにしました。
つづく