谷中ハチ助のブログ

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【登山】東京 JR青梅線 軍畑駅~高水三山~御岳駅~もえぎの湯~Beer Cafe VERTERE

 

〇おすすめ度★★★★

〇難易度★

〇距離8km

〇山行4時間20分(休憩30分含む)

 

 軍畑駅を降りる。新緑が眩しい。この駅で降りたのは、昨年末だっただろうか。そのときは青梅丘陵を横断した。きょうは、分かれ道を左折して、通称「高水三山」と呼ばれるルートへ向かう。ミニ縦走ルートで人気らしい。

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 車道を平溝川沿いに沿って、登っていく。川幅は3メートルほどだが、澄んでいる。田舎に着た実感があるが、晴れていたらもっと良かっただろう。

 

 

 車道を30分ほど歩き、高源寺を右手に愈々登山道へ。と、不意にパラパラと雨が降り出す。急いで帽子を取り出して被る。しまった、今日は中止か、どうしようと思い悩み始めたら1分ほどで程なくして降りやんだ。なんだったんだ、今の・・・気を取り直して再び登りだす。

 

 ここ2,3日の雨で少しぬかるんでいる。足を取られて、素手で手をついてしまう。油断ならない。手袋をはめ、足元に目を凝らしながら進む。小さく白い花や、赤い実のついたピラカンサ?似た植物が可愛らしい。

 

 登山道入り口から40分ほどで常福院へ。広葉樹が広がって、いかにも初夏の山らしくなってきた。ここのお堂は堂々とした構えで立派だ。今日の無事と諸々を手を合わせて祈る。裏口にトイレもあるのでここで済ませる。

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 常福院から10分ほどで最初の山頂である高水山山頂へ。ここは展望も開けていないので、小休止で済ませ、逸る気持ちを押さえつつ岩茸石山へ向かう。

 

 

 ピークの手前がちょっとした岩山になっているが、大した傾斜でもないし、手もつかず足だけで登れる。常福院から30分ほどで岩茸石山山頂に到着。北側は180度展望が開けており、秩父の峰々が遠くまで広がっていて爽快。ここで食事を摂る。が、今日は家にカップラーメンを置き忘れたことに気づき、おにぎりだけで我慢する。トホホ

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 気を取り直して後半戦に臨む。木立の間を抜けていく。途中何度かトレイルランナーに道を譲る。今日のルートはフラットばかりではないが、急峻な箇所も少なく走りやすいのかもしれない。岩茸石山から40分ほどで、惣岳山山頂へ。木立に囲まれ静かだ。青謂神社は塀に囲われ全容を見ることができず残念。透かし彫りなどは立派そうだった。

 

 惣岳額山山頂からの下りは、森閑とした山道で幅もあり、窮屈なところはほとんどなかった。展望がきかないので少々退屈ではあったかもしれない。

 

 惣岳山山頂から1時間強で御岳駅へ到着。危険個所はほぼなく、駅からダイレクトにアクセスできるので、次回は反対ルートを通ってみたい。手軽にハイキングしたい人にはお勧めしたいルートだ。

 

 御岳駅からは4駅乗って、終点の奥多摩駅へ。10分ほど歩いてもえぎの湯に浸かる。多分来たのは10年ぶりくらいか。狭い印象があるが、それを上回る、新緑の中に湯舟を置いたようなロケーションの良さがある。森林浴とはまさにこのことだろう。

 

 奥多摩ビジターセンターにも立ち寄る。高山植物の植生を学び、雲取山のルートの通行状況を聞く。行けるのはまだ先のことだろうな。。。。

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 温泉で疲れをいやした後は、先月に引き続き、駅前横町のBeer Cafe VERTEREへ。雨にもかかわらず外国人をはじめ先客が。ここの地ビールは飲ませる。今日はフィッシュアンドチップスを肴にする。タルタルソースに馴染んだフィッシュとクリーミーな泡のビールが最高。ごちそうさまでした。