【登山 climbing】飯能駅〜名郷〜妻坂峠〜大持山 標高1,294m〜鳥首峠〜名郷〜さわらびの湯
まぶたが腫れぼったい。二日酔い気味のからだを鼓舞しつつ飯能へ。
天気予報が良い意味で期待を裏切ってくれ、登山道へ向かう。名栗川沿いの舗装路が長いのがちょっと不満。
50分もアスファルトを歩き、溜まったフラストレーションを石道が足裏を慰める。ああ、これだよ切望した感覚に安堵を覚える。
小ピークの切妻峠の尾根道で小休止。遮る物のない、吹き抜けにつむじ風が舞う。晩秋の枯葉がそっと頰を撫でる。冬の到来が近いことを知る。初めて食した珈琲羊羹の口当たりがまろやか。ほっこりして、頂上への最後の一マイルを刻む。
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登り甲斐のある角度をへて大持山頂へ。西斜面の眺めがよい。ピーク手前にわずかに富士山も。肩の方が南面の眺めがよく、丸太に座れて落ち着けるので、こちらで昼食を摂る。
昼食中、トレイルランレース、クラブツーリズムの面々が肩で写真を撮り、小休止を入れていた。どうやら、秩父でも人気のルートらしい。お初のカップ麺、クッタのハンバーガー味はイマイチ。よくよく考えたら、ハンバーガー味ってなんだよ、それ!ですな。
カップ麺におにぎり一個で満たされてしまい、下りへ。鋭角の石道を過ぎて、ウノタワで迷ってしまう。だだ広い原っぱが登山道なはずはなくて、踏みしめ跡を見つけ、戻る。ロスは10分程度か。迷わなくてよかった。
天神山でブラウニーをエネルギーチャージ。鳥首峠を左折して、午後になって陽の陰った杉林を歩む。名郷バス停に一時間に一本しかないバスがギリギリのタイミングになりそうだと気づき、白岩渓流園キャンプ場からは舗装路を駆け足!
なんとかバスに5分前に駆け込むことができた。なんかいつも駆け足のような気もするが、今回は間に合ったのでよしとする。さわらびの湯で下車し、アルカリ泉に癒される。冷泉を温めているのはよいが、ボーっとして長湯出来なかった。
締めは飯能駅前の焼き鳥屋さんで一杯。たまにはこういうのもいいですな〜
◯タイム:5時間40分(休憩45分含む)
◯踏破:13km