谷中ハチ助のブログ

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【登山】那須岳③小鹿の湯 日本百名山

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とほほな撤退を余儀なくされた那須岳だが、落胆をすべて帳消しにしてくるくらいいいこともあった。それが温泉だ。

 

ご存じの方も多かろうが、那須岳は活火山であり、その殺生石などの殺風景な山景色は、火山活動の結果、植物の植生には厳しい環境であることから由来している。したがって、当然周囲は豊富な源泉があるわけだ。

 

那須岳に向かう街道は100軒はくだらない旅館やホテルが軒を連ねている。今回立ち寄ったのはその名も小鹿の湯。

 

那須湯本温泉といえば、41から48度まで温度別に別れた浴槽の鹿の湯があまりにも有名。しかし本家鹿の湯は、有名すぎて込みすぎているし、そろそろ他のに行ってみたので立ち寄ったのが小鹿の湯。

 

こちらは、高温と中温、それに露天の3湯のみ。それぞれ5人も入ればいっぱいになるくらいのこじんまりしているけれど、本家鹿の湯にはない静寂と落ち着きがある。鹿の湯からお湯を引いていることもあり、おそらくはあやかって小鹿の湯と名付けたのだろう。

 

場所は、鹿の湯のある那須湯本からはバス停で二個下で降りてすぐ。那須岳から那須塩原へ向かう途中のバスでアクセスできる。知る人ぞ知るらしく、ひっきりなしに立ち寄り湯の方が来ていた。

 

後日、帰宅して3日してもとれない硫黄臭が衣服に付着したまま。温泉らしい温泉に浸かれて大満足だった。

 

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