谷中ハチ助のブログ

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【谷根千No.10】じねんじょの薬膳カレー

f:id:yanakahachisuke:20190408194929j:imageかなり妖しげな雰囲気を醸し出す外見だ。ガラスを十字に切った引き戸に、昔ながらの腰高の正方形の看板、白抜き文字のエンジに染め上げた幟に「おいしく食べて元気が沸く‼︎」の文字、店内から漏れ出る古ぼけた灯り火。

 

帰り道のルート上だが、手が、いや足が何度となく、大丈夫か?と問うのだ。しかし、いつまでも謎は謎のままにしておくわけにはいかない。なんといっても17:30〜19:00にディナータイムサービスとあり、日替薬膳カレーが入口黒板に出されるのが目に入ってしまうのだ。

 

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f:id:yanakahachisuke:20190408195015j:image中に入ると、やはりというべきか、タイムスリップしたような内装。お面やらこけしやらがところ狭しと居並んでいる。メニューも独特の書体による手書き。えらいところに入ってしまった。

 

f:id:yanakahachisuke:20190408195033j:imagef:id:yanakahachisuke:20190408195125j:image奥の席に掛け日替わりを頼むと、これまた昭和がかった丸メガネの店主が、トッピングを選べという。疲労回復に効くヤマイモと黒ごまか、風邪予防によいショウガと紅花。初回なので、店名にあやかってヤマイモと黒ごまを選択した。

 

f:id:yanakahachisuke:20190408195147j:image待つこと10分ほどだったろうか、薬膳カレーが存在感たっぷりに出てきた。薬膳カレーだけあってカブ、サツマイモ、ホウレンソウ、松の実、クレソン、あとはよくわからない薬味が何種類か。

 

味はスーとする爽快感のある辛さが重ねて襲ってくる感じ。嫌いじゃないな。ボリュームたっぷり。ヤマイモと黒ごまがアクセントになって、というより、オカズの多さが祭りのような味わいの賑わいを醸し出していた。

 

よかった。さすが谷根千。味わい深い店だ。また来よう、っと。

 

じねんじょは、日暮里駅西口を谷中方面に歩んで、焼肉タンセイさんの先の角を左へ数分。朝倉彫塑館向かい。

 

◯じねんじょ

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