谷中ハチ助のブログ

登山、読書、ベイスターズ情報を谷中からお届けします

2018-01-01から1年間の記事一覧

【年越し】 靴磨きと踵直しをプロの手で

走り納めに皇居ランを、と思ったが、掃除のやり過ぎで果たせず。油断して10時前まで起床できなかったのが痛かった。 その代わりといってはなんだけれど、年越しルーティンのご報告。数年前から、靴磨きと修理をお願いしている。ピカピカになるし、すり減らし…

【読書No.57】 学びを結果に変えるアウトプット大全/樺沢紫苑

衝撃を受けた! ◯インプット:アウトプット=3:7 ◯インプット 読む、見る ◯アウトプット 書く、話す、行動する ◯アウトプットしないと記憶が定着しない ◯インプット、アウトプットの仕方満載 ◯2週間で3回やれば記憶に定着する 全くできていないのだ。 私は…

【グルメNo.4】 「北海道マルハ酒場」のジンギスカン丼/御徒町

上野・御徒町エリアは肉を提供する店が多いように思う。ハンバーグ、ステーキ、焼肉。戦後のヤミ市の流れを源流にもつ市は年末にその書き入れどきを迎える。根無し草か、ふらっとひとりとここに迷い込んでしまっでも大丈夫。お一人様上等の気安い店が軒を連…

【100均No.2】 ポストカードアルバム

美術館のお土産に、ポストカードを贖う。本物は手に入らずとも、部屋に一枚の絵があるだけで、なんだかほっとする。美しい絵を見ると心が凪いでいくのがわかる。 そんな絵葉書を気軽に手にとり、日常の風景としたい。 しかし、壁に穴を空けるのも、絵をピン…

【読書No.56】 こんな夜更けにバナナかよ/原案 渡辺 一史

進行性の病、筋ジストロフィーの患者が、食べたいものを食べ、読みたい新聞を読み、好きな異性とデートする、そうしたごく当たり前の欲求を追求した、実話に基づくお話。 本邦において、障がい者をとりまく環境は厳しい。乙武さんの例を挙げるまでもなく、自…

【登山No.37】 武蔵五日市駅〜仲の平バス停〜槇寄山 標高1,192m〜丸山〜浅間峠〜上川乗バス停〜瀬音の湯〜昭島 イサナブルーイング

三連休の悪天候を避け、休みをとって平日の檜原村へ恐らく今年登り納めの登山。 さすが冬の平日。武蔵五日市駅からの数馬行きバスに自分以外の定年前と思しき姿なし。 温泉センター前の手洗いを拝借し、いざ行かん。民家の脇を擦り抜け、山道に入ると大量の…

【100均No.1】 水切れ良い洗面コップ

用もなく100均に立ち寄ってぶらぶらするのが好きだ。日曜品、お菓子、文房具。へーこんなものまで、100円なんだ。これじゃ、デフレなわけで。と感心することも多い。最近じゃ、訪日外国人の土産物としても重宝しているらしい。 てなわけで、これいいんじゃな…

【名所】赤坂迎賓館特別参観に行ってきました!

四ツ谷駅から、閉じられた正門を回避しぐるっと西門へ。セキュリティーチェックを経て、いよいよ入館です。 と思いきや、前庭にキッチンカーが!なんとアフタヌーンティーのお愉しみ。風が強いのがたまにキズだけど、サンドも洋菓子もなかなかの出来栄え。迎…

【映画】話題の映画、ボヘミアンラプソディーを観てきました!

躍動感が凄かった!まるでクイーンのライブ会場にいるような臨場感で、愉しめました。彼がバンドメンバーと出会うところから始まり、成長していく。移民の子としての生い立ちにも触れています。葛藤あり、堕落あり、見逃せない。あっという間に2時間が過ぎ…

【読書No.55】 日本ペンクラブ名スピーチ集/浅田次郎ほか

世界各国にペンクラブなる団体がある。作家、編集者、詩人…言論の自由、表現の自由、国際的連帯を標榜している。 日本のペンクラブ代表は吉岡忍。本書は2007年に前代表の浅田次郎が、米原万里、椎名誠、井上ひさし、立松和平、辻井喬、阿刀田高、高樹のぶ子…

【グルメNo.3】 「じゃじゃおいけん」の盛岡じゃじゃ麺/三軒茶屋

ジャージャー麺とじゃじゃ麺は全く異なる食べ物だ。前者は中華、後者は盛岡のソウルフードである。 今を遡ること、約二十年前、私は盛岡で社会人生活をスタートさせた。残念ながら仕事に馴染めず、一年で彼の地を去ることになった。そんななかであっても、毎…

【グルメNo.2】 「モーゼスさんのケバブ」のケバブライス/秋葉原

辛い!ご飯がススム! ケバブといえばピタパンに肉と野菜を挟んだトルネケバブが有名だが、ここはライス、すなわち丼で提供してくれる。 「ここはね、ライスが一番美味しいんだよ。私、全部の種類食べたし」「マジで?」「ホントだ、なんか屋台のと違う」偶…

【グルメNo.1】 「西安麺荘 秦唐記」のヨウポー麺(ビャンビャン麺)/八丁堀

辛い!痺れる!モチモチ! 一昨年西安を旅した。始皇帝の兵馬俑よりも、玄奘の大雁塔よりも、明の時代の城壁よりも印象に残ったものがある。それが、ビャンビャン麺だ。 「ビャン」の漢字はなんと、58画もあり、最も画数の多い漢字のひとつとされる。そんな…

【2018読書No.54】 夏の闇/開高健

初めて開高作品を手に取った。噂はかねがねだったので、ハードボイルドなのだろう、硬質なのだろうと、構えてしまったが、まったくそんなことはなかった。 ベトナム戦争を現地で体感した記者経験が生きている。けれども、本書ではそれを間接的にしか、触れる…

【2018読書No.53】お菓子とビール CAKES AND ALE /サマセット モーム Somerset Maugham

階級社会は理解し難い。それよりももっと理解し難いのが、本書のメインテーマの夫婦関係だろう。夫はいろんな商売に手を出しては失敗し、妻は町中の誰とでも関係をもってしまうような奔放さ。夫婦はある日夜逃げしてしまうが、主人公は幼い頃、分け隔てなく…

【マラソン】かさま陶芸の里ハーフマラソン大会を走りました!

師走の寒風吹きすさぶ中、茨城県は笠間のハーフマラソン大会に出走しました! 常磐線で日暮里から1時間半、友部駅に到着。ここから、無料送迎バスで会場へ。 会場の笠間芸術の森公園は野球場が3、4個は入ろうかというくらい広々、食べ物屋、ラングッズなど…

【ラジオNo.1】公開収録にいってきました!/TRUM TIME AND TIDE

ラジオFM J-WAVE で毎週土曜日夜9時からOnAirしている市川紗椰のTRUM TIME AND TIDEの公開収録の抽選に当選し、池尻大橋のBPMにいってきました! 1時間前に開場ということで、1時間半前に着いたら、なんと三番着!最前列、かぶりつきでの観覧となりました…

【2018読書No.52】天人五衰(豊饒の海第4巻)/三島由紀夫

三島由紀夫の遺作であり、豊饒の海の完結編である。 思い至ったのは、人生の虚しさだ。煩悶し、苦悩し、追い求め、老いて人生の終局に辿り着き、やっとのことで巡り会えた。が、他人にとってはなんのことはない、羽のように軽く反転してしまった。 この作品…

【登山 climbing】 甲斐大和駅〜上日川峠〜大菩薩峠 標高1,900m〜フルコンバ〜ノーメダワ〜藤タワ〜丹波山温泉のめこい湯〜beer pub vertre

甲斐大和駅から本年最終営業日の上日川峠行きバスに乗る。もう今年は来られないと思うと残念でならない。 殆どの樹々が落葉している。樹間に覗く冬の富士山は一段と美しい。が、寒くてダウンは脱げない。毛糸の帽子も。でもあゆみはスムーズ。幸先よく、1時…

【読書 reading】剃刀の刃(上・下)The Raser's Edge /サマセット モーム Somerset Maugham

旧友の死をきっかけに人生とは何か、若き主人公は追い求め始める。大陸から、インド、アメリカへと舞台は展開する。あまりの超然ぶりに女は諦め、別の男を選ぶ。 神と信仰、人生における優先順位はひとそれぞれだ。登場人物各自が全く違った道を歩む。みんな…

【登山 climbing】勝沼ぶどう郷駅〜大滝不動尊〜棚横手山 標高1,306m〜甲州高尾山〜大善寺〜勝沼ぶどうの丘

勝沼ぶどう郷駅に降り立つ。なだらかな葡萄畑の間を縫って山へ向かう。昨日初めて買った登山用リュックに、背負われてるみたいな感覚で、慣れないながらも頼もしく思う。 駅から一時間半ほどアスファルトの上をあるき、不動尊へ。200段の参道を登り、今日の…

【読書 readin】La fille de Brooklin ブルックリンの少女 /Guillaume Musso ギョーム ミュッソ

フランスでベストセラーのミステリー。 日本のそれにはないソフトタッチ。しかし、息もつかせぬ展開。フランス、アメリカを行き来し、ドナルド・トランプまで!時事ネタもふんだんに盛り込んでいて、ありそうかもと思わせるストーリーと、仕掛けがふんだんに…

【登山 climbing】西丹沢自然教室〜檜洞丸 標高1,601m〜犬越路〜用木沢出合〜西丹沢自然教室〜ぶなの湯〜渋沢駅 いろは食堂

登山を開始して初めて同僚のお誘いを拝受し、同行二人。彼の運転で西丹沢へ。未知なる遭遇に期待を高鳴らせる。 麓の葉葉の色付きにこれだけでも来た甲斐があっだと思う。 登山道に入り急登が続く。離れないように彼の背中を追う。トレッキングポールをお借…

【読書 reading】ペインレス(上・下)/天童荒太

精神的な痛みを生まれつき持たない女医が、後天的に肉体的な痛みを感じなくなった男を診察する。そこからふたりの関係は変化し続ける。 人間という主体があって、痛みを感じること、これを避けることが当然の前提となっている世界を、むしろ痛みが主体で、人…

【登山 climbing】飯能駅〜名郷〜妻坂峠〜大持山 標高1,294m〜鳥首峠〜名郷〜さわらびの湯

まぶたが腫れぼったい。二日酔い気味のからだを鼓舞しつつ飯能へ。 天気予報が良い意味で期待を裏切ってくれ、登山道へ向かう。名栗川沿いの舗装路が長いのがちょっと不満。 50分もアスファルトを歩き、溜まったフラストレーションを石道が足裏を慰める。あ…

【読書 reading】アイム・ファイン! i'm fine!/浅田 次郎 Jiro Asada

私が、JALに乗るときの最大の愉しみは機内誌「SKY WORD」で連載中の浅田次郎のエッセイを読むことである。 本作はそのエッセイをまとめた第2巻であり、最新作は4作目が絶賛発売中である。 ... 浅田次郎は愉しい人である。ユーモラスである。自らのハゲ…

【登山 climbing】甲斐大和駅〜上日川峠〜大菩薩峠〜大菩薩嶺 標高2.056m〜雷岩〜唐松尾根〜上日川峠〜仙石平〜大菩薩の湯

登山に凝り始めて一年が経つ。日帰りで行けるところはだいたい行った気がするが、もう一度行ってみたいとすぐに思い当たるのは、3、4に過ぎない。その中のひとつに再来してみた。 朝7時半。甲斐大和駅から臨時のマイクロバスに揺られ、日本100名山の一つ、大…

【読書 reading】BUTTER/柚木麻子

バターの話である。 断っておくが、空腹時に読まない方がいい。自然、唾が口中に溜まり、食欲を増進する。私は帰りがけに電車中で読書するのが常だが、本書を読破した数日間、モノを口に入れずに家に辿り着くことができず、駅から降りて思い当たるレストラン…

【登山 Climbing】小川町駅〜皆谷〜笠山 標高847m〜堂平山〜白石車庫〜花和楽の湯〜武州めん本店

東武東上線終点からコミュニティバスに揺られて奥秩父へ向かう。途中和紙の里、道の駅で小休止。木目調の外観でなかなかモダンな造り。ここでハタと帽子の忘れに気づく。夏なら致命的。ままよと登山口へ。 舗装路を経て、山道へ。2週間ぶりなのに、土の感触…

【読書 Reading】暁の寺 豊穣の海・3/三島由紀夫

弁護士として地位も名誉も金も手に入れた本多は、前作、前前作で登場した亡き親友き松枝の生まれ変わりと信じるタイの王女ジンジャンと運命的な出会いを果たす。本多は機あるごとに王女との偶然を装った邂逅を試みるが、ままならない。 世間的には名士と認識…