【登山 climbing】勝沼ぶどう郷駅〜大滝不動尊〜棚横手山 標高1,306m〜甲州高尾山〜大善寺〜勝沼ぶどうの丘
勝沼ぶどう郷駅に降り立つ。なだらかな葡萄畑の間を縫って山へ向かう。昨日初めて買った登山用リュックに、背負われてるみたいな感覚で、慣れないながらも頼もしく思う。
駅から一時間半ほどアスファルトの上をあるき、不動尊へ。200段の参道を登り、今日の無事を祈る。
登山道に入ってまもなく、分岐点へ。標識もなく、傾斜林は崩壊している。3人組の若者が先行し道無き道を行くべきか逡巡している。持参した昭文社発行の山地図の案内によれば確かにここに違いない。勇気を持って斜面を攀じ登ること5分、無事登山道を発見。陽光の降り注ぐ尾根に出た。
ここからは愉しい尾根歩きだった。ススキが揺れ、南面には富士山こそ見えないものの、最近登ったミツ峠山などが悠然と雲を棚引いていた。低山は色づき、万感の秋山を演出していた。
棚横手山頂ではチョコ羊羹とコーヒーを、甲州高尾山頂ではお湯で戻すカルボナーラパスタにトライ。リュックとともに昨日購入したばかりのモンベルのステンレスボトルが威力を発揮。アツアツの食事を堪能できた。
下山後は駅に対面するワインの丘へ。山梨といえば譲れないホウトウでお腹を満たし、天空の湯でひとっ風呂浴びる。露天風呂は山並みを眺めながら湯に浸かることができ、見目にも癒される。
帰りに試飲コーナーでワインを飲み過ぎで若干グタグタになりつつ中央線で帰途に着いた。
○タイム:6時間15分(休憩1時間15分含)
○踏破:13.8km