【登山 climbing】甲斐大和駅〜上日川峠〜大菩薩峠〜大菩薩嶺 標高2.056m〜雷岩〜唐松尾根〜上日川峠〜仙石平〜大菩薩の湯
登山に凝り始めて一年が経つ。日帰りで行けるところはだいたい行った気がするが、もう一度行ってみたいとすぐに思い当たるのは、3、4に過ぎない。その中のひとつに再来してみた。
朝7時半。甲斐大和駅から臨時のマイクロバスに揺られ、日本100名山の一つ、大菩薩嶺を目指す。車中は人いきれで窓ガラスが曇らんばかりの満席。40分かけて紅葉真っ盛りの道を突き進む。
上日川峠で身支度を整え、いざ登山道へ。笹の生い茂る白樺の林道が続く。苔むしたところもあるが、ぬかるみは足を取られるほどでもない。1時間強で大菩薩峠に到着。
昨年ほど晴れていないせいか、見晴らしがよろしくないし寒い。吐く息も白い。記念の一枚を撮り、羊羹で気を紛らわせる。
ここから大菩薩のハイライト、岩登りが続く。昨年びびった高さも足が震えることもなく、3点ポジションでよじ登っていく。景色は最高と言いたいところだが、ガスが出て遮られることも。まあ、こんなもんだろう。
一気に登り切って見通しのない頂上から10分弱引き返し雷岩でランチタイム。何も見えなーいと子どもの声。おじさんも心中頷く。富士山がねえ…
気を取り直して、唐松尾根を下る。昨年、丸川峠から先の下りが塔ノ岳とダブルくらい単調で参ったので、別ルートをチョイス。これが、正解。見通しもよく、ハイカーも多く、活気があって気分も晴れ晴れ岩下りを楽しんだ。
出発地点の上日川峠に戻る。ロッヂ長兵衛でホットコーヒーで小休止。300円。ピンクのカップとソーサー、枝をイメージしたスプーンも可愛らしい。体も温まり、ラストステージへ。
仙石平へのルートはまるで枯葉のトンネルを潜るように進む。紅葉と秋の日差しの調和が優しくささくれ立った気持ちを落ちつかせる。仙石茶屋で自家製梅ソーダで疲れを癒す。150円。リーズナブルすぎ!
締めは大菩薩の湯で心身共に日頃のなんとかまでも洗い流す♨︎ワインで育てたという豚ロース入りほうとうと生ビールで大満足!ここは年に一度はこなければと再評価したのでした。
◯タイム:6時間(休憩1時間強を含む)
◯踏破:13km