【登山 climbing】西丹沢自然教室〜檜洞丸 標高1,601m〜犬越路〜用木沢出合〜西丹沢自然教室〜ぶなの湯〜渋沢駅 いろは食堂
登山を開始して初めて同僚のお誘いを拝受し、同行二人。彼の運転で西丹沢へ。未知なる遭遇に期待を高鳴らせる。
麓の葉葉の色付きにこれだけでも来た甲斐があっだと思う。
登山道に入り急登が続く。離れないように彼の背中を追う。トレッキングポールをお借りして体験。はじめてなので、ぎこちない。靴紐が解けるのをみて、もうひと結びのアドバイスをもらう。解けなくなった。さすがである。
お気に入りの木道を歩き、檜洞丸山頂へ。麓から2時間半。標準タイムよりかなり早め。一人だとこうはいかない。
山頂から犬越路への出だしの眺めは圧巻だった。雲のほとんどない澄んだ空に、雄大な富士、低山は紅葉の旬を極め、額に入れておきたいほど素晴らしかった。
ハシゴを何度か下り、尾根伝いをほのあたたかい陽射しと初冬の風に晒されながら歩を重ねる。心地良い緊張感と、自然に包まれる幸福を噛みしめる。
これまた早めのタイムで犬越路へ。避難小屋の土台で昼食を摂る。ここで彼持参のバーナーが活躍。いつもより熟れたカップラーメンとTWAの香り豊かな紅茶にお腹だけでなく、心も満たされる。
犬越路からはひたすら下る。ちょっとした見過ごしがあったのか、ゴロツキ岩を歩く羽目に。なんとか這いずり上がって正規ルートに復帰。今年は台風の当たり年だったせいか、今日に限らず崩れた道や倒木で断路していたことが多々あった。
無事西丹沢自然教室に戻り、その足でぶなの湯へ。丹沢湖マラソン開催で温泉は激こみだったが、足を伸ばして入る余裕はあった。
帰路も渋滞に捕まってしまう。新松田駅で降ろしていただき、隣の渋沢駅で降りてハイカー御用達のお店、いろは食堂へ。登山にしては遅い時間の来店に、女将さんが迷ったのか心配してくれた。ありがたい。ハイカー折り紙付きとあって、刺身は新鮮。さすがの美味だった。
今日はいつもより疲れが少なかった気がする。たまにはグループで登るもんだな。仲間よありがとう!
○タイム:6時間半(休憩45分含む)
○踏破:12km