谷中ハチ助のブログ

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【読書 Reading】カモメのジョナサンJonathan Livingston Seagull/リチャード バック Richard Bach

可能性を信じ、想像力を逞しくさせてくれる。たかがカモメ、されどカモメ。シンプルだから、わかりやすい。高く、遠く、飛ぶか飛ばないか。そのために己を信じるか、信じないか。これが人間を題材にしたら、同調性がどうのこうのとか、易きに流れるとか、批判を受けやすかったと思う。

 

物語というよりも、詩を読んでいるような、軽快なリズムがある。

 

薄くて軽くて、己の心にも翼が生えてくるような期待する気持ちが芽生えてくる作品。読後、暑い日にレモンスカッシュを飲むような爽快な後味があった。

 

 

 

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