【グルメNo.20】リンガーハットに長崎チャンポン
この春異動して、食生活が変わった。勤務地近くの飲食店のラインナップが胃袋に影響を与える。とはいえ、近くは工業地帯。必然、質より量のチェーン店が、軒を並べる。
リンガーハット、何年振りだろう、チャンポンを食するのは。軽く10年は記憶の引き出しにない。
注文しようとすると、麺は大盛り、なんと、1.5倍、2倍までは追加料金なしの500円代という。ここは2倍だろう。今日は夜まで残業必死。食って戦いに備えなければ。
広口の丼に太麺、キャベツ、モヤシ、豚肉、コーン、かまぼこ。このヒラヒラやわやわの蝶々のようなかまぼこがよい。本場長崎では卓袱料理といって、祝いめでたの席に供される。ピンクのかまぼこ、クリーム色のめ、緑のキャベツ、黄のコーン、橙のニンジンが見目鮮やかで、華やかなムードに彩りを与える。
仕事の合間のひととき、麺をズルズルやりながらもら、なんだかホッとするのは、気のせいではなかろう、華やいだ気分も味わえるからに違いない。
2倍麺のおかげで腹持ちよかった。箸袋には栄養価も高く、美容効果まで謳っている。美容はともかくとして、これだけ野菜を頬張れば、不足しがちなビタミン類も補えたであろうと期待したい。
今日はガッツリ、ゆるゆるしたいときはまた訪れたい。