【谷根千No.13】猫にやさしいまち谷中
江戸時代から残る辻塀の上に、白い猫が1匹。
どうやら迷い猫を保護しているらしい。
ヒトが近づいても、ちっとも逃げない。むしろ、愛想を振りまいてすりすりしてくる。
すっかりこの街にいついてしまったようだ。
谷中の猫たちは誰頭に飼われている首輪をしているのがほとんどで、いわゆるノラは少数派である。酒屋や、お寺、レストランと、ヒトの出入りするところで飼われているためか、総じて馴染みやすい。
ノラの寿命は飼い猫の3分の1程度という。早く飼い主に巡り合ってほしいものだ。