【登山断念】雨の予感に足も進まず
朝7時半に笹子駅に立つ。曇天のもと、甲州街道を登山口へ向かう。
だが、10分と歩かないうちに雨が降りだす。一粒がやがてパラパラに。軒先を借りてリュックにカバーをかけ、傘を取り出す。
さらにはこんなこともあろうかと、昨日購入したばかりのレインウェアに手を伸ばす。パンツはなんと、フルジップで靴を脱がすに着脱できるスグレモノ。ストレスフリーに脱帽。
ひとまず歩きを再開するが、雲行きは怪しい。雨は弱くなったり、強くなったり。追分でとうとう立ち止まる。
山の方面を見遣ると晴天の後ろに怪しい雲が。さらには複数のお天気アプリで情報収集。なんと、降雨確率80%のものまであった。ダメだこりゃ。昼過ぎからは晴れそうなんだけど。
レインウェアのパンツは買ったもの、ジャケットはフードが取り外せるタイプが後日販売とかで待つことにしたのが、運命の分かれ目か。後で考えると、レインコートは持ってたが、本来登山に使用すべきものではない。
結局引き返した。駅に戻るとまた雨が。
そもそも登山は晴天でこそ、空気も景色も、道中も輝く。雨天だと、困難こそあれ、楽しみは半分以下でしかない。
雨だと、足を滑らせて事故にあったかもしれない。そうならなかったことをよしとして、帰途についた。