谷中ハチ助のブログ

登山、読書、ベイスターズ情報を谷中からお届けします

【大阪巡り】四天王寺を訪ねて

f:id:yanakahachisuke:20190324175341j:image

四天王寺と聞いて何を思い浮かべるだろう?学生の頃の朧げな記憶を辿ると、聖徳太子がー、くらいだ。

 

なんだっけか。あれ、そもそも聖徳太子って奈良では?なんで大阪?そんな疑問を抱きつつ四天王寺へ。

 

公式ホームページによると

「四天王寺は、推古天皇元年(593)に建立されました。今から1400年以上も前のことです。『日本書紀』の伝えるところでは、物部守屋と蘇我馬子の合戦の折り、崇仏派の蘇我氏についた聖徳太子が形勢の不利を打開するために、自ら四天王像を彫りもし、この戦いに勝利したら、四天王を安置する寺院を建立しこの世の全ての人々を救済する」と誓願され、勝利の後その誓いを果すために、建立されました。」

だそうです。

 

593年かあ。古いな。

 

f:id:yanakahachisuke:20190324182615j:imageそして、冒頭の写真にある、五重塔、金堂、講堂を一直線に並べ、回廊が囲む伽藍配置。「四天王寺式伽藍配置」これです、これ。私が気になっていたのは。確か、歴史授業の図表についていた。確かに、大概の寺院はこんな並びではなく、並列か、バラバラか。四天王寺式と同じようなのは、北京の紫禁城でも、西安の大雁塔もこっちのタイプだったような…違ったらごめんなさい。いずれにせよ、日本では珍しいタイプに違いない。慣れてないせいか違和感ありありだった。でも長い回廊を塔を眺めながらのんびり歩くのも悪くないです。聖徳太子はどんな思いだったのかな。

 

せっかくなので、五重塔にも登る。普段は300円らしいが、3月と9月の御彼岸は無料らしい。ラッキーだった。

 

f:id:yanakahachisuke:20190324183837j:image
f:id:yanakahachisuke:20190324183841j:imageヒイヒイいいながら五階分登るとそこには仏舎利が。本当に御釈迦様の骨とか髪とかあるのかな、とも思うが、あると想定する方がロマンがあるので、信じることにする。ありがたや。

 

f:id:yanakahachisuke:20190324184718j:image
f:id:yanakahachisuke:20190324184712j:image最上階は狭く、行き違えないほどだったが、そこそこ眺望はあった。なにより仏舎利は神聖な心地がしたので、仏教徒でなくても、行ってみる価値があると思う。

 

f:id:yanakahachisuke:20190324184653j:image帰りしなには門扉に取り付けられた転法輪をくるくる回して、願いを込める。またこられますように