【登山climbing】秦野駅〜ヤビツ峠〜塔ノ岳 標高1.491m〜大倉
三連休の真ん中。予想はしてたがすごすぎる。秦野駅始発バスに軽く200人は並んでる。臨時バスの一本目に乗り、運悪く座れず、ワインデングロードに揺られる。50分後ヤビツ峠に着いたときにはひざにきてた。幸先わろし。
峠か30分ほどで登山道へ。いきなり胸突き八丁の勾配が続く。登山開始から1時間ほどで、標高1.000mを超える。ようやく涼しい風がたまに吹くようになる。
しかし、ここからが長かった。台風一過のフェーン現象で30度越え。尾根道に日陰はなく、たまに林間に見える富士山に励まされ、脈拍は170近くなりしんどい。小休止を織り交ぜながら、ごまかしごまかし進む。雨後で滑る鎖の岩場をへっぴり腰で後ずさり、今日を選んだことを少し後悔する。
正午をまたぎ、3時間半近くかかってようやく頂上へ。あたまがボーとする。熱中症ぎみか。冷んやりシートで首と頭を拭い、いつもより長めに休憩をとる。山頂はベンチがいくつもあり、茶屋もあり、大盛況。富士山は雲に隠れたり、現れたり。まだ冠雪はない様子。
気を取り直して後半戦へ。バカ尾根と呼ばれる名にふさわしく、ひたすら降る。1.000mを一直線。石だけでなく、松の葉も落葉しておりこれもここのところの風雨で散り散りに。不注意な私はすってんころりんしました。
結局下山に3時間かかり、またしても標準タイムをクリアできずがっかり。昨年隣の鍋割山から下ったときも同じルートで難儀したのを思い出しました…下山後は2つとなりの東海大学前駅で下山して歩いて5分のさざんかの湯へ。湯殿は20人はゆったりと入れそうなくらい広々、泉質はこの辺によくある無味無臭。サウナもあり、露天風呂が改装中でなければ、再度利用してもいいかなと思いました。風呂上がりはいつもの生と地物のやまと豚を使った生姜焼き定食をいただきました。なかなかの味でした。