【ベイスターズ】2019 issue four/blue print the ball park
ハマスタ周辺で配布されるフリーペーパー。今年の第4号表紙は石田健大。
生意気そうな面構え。石田の魅力がそこに詰まっている。打者に向かっていく気迫は、今年に入って増したように思う。本紙には、見開きぶち抜きで、石田の朴訥な魅力が詰まっている。
昨年、一昨年と開幕投手を任せられながら、それぞれ年間6勝、3勝。決して満足の行く結果ではなかった。今年も開幕に間に合わなかったことから、チーム事情で中継ぎを任せられた。
しかしこれが幸いした。短いイニングの役割の中で、バッター一人ひとりに向かっていく大切さを研ぎ澄ますことができ、防御率は1点台。先発のときはどこかしら、セーブして投げていた自信に気付かされたという。中継ぎを経験したことで一皮むけたようだ。
そして先発に復帰したここ最近、石田は先発投手として、今永に次ぐ信頼を得つつある。自身の先発した試合で5戦負け無し。
明日からのジャイアンツ戦でも登板が予定されている。課題はスタミナ不足。涼しくなる季節、真価が問われるのはこれからだ。
セ・リーグはジャイアンツのマジックが点灯しようとしており、ペナントレースも風前の灯。選手会長の石田が、ベイの中でひときわ存在感を放てば、まだまだ、ペナントレースの行方はわからない。
頼むぞ、石田。