【イタリア紀行】トレニタリア鉄道のコーヒー自販機
イタリア全土を張り巡らしている旧国鉄のトレニタリア(trenitalia)ではローマテルミニのような大きな駅のホームにコーヒーの自販機が設置してある。
一杯0.8ユーロ(100円弱)で熱々のエスプレッソが飲める。発車前のホームで買い求めている人をちらほら見かける。
興味半分で試してみた。驚くほどレベルが高い。カプチーノをすすったときのコク、甘み、引き立つ香り。どれも、とうてい自動販売機で売っているレベルとは思えなかった。泊まったホテルで飲んだのよりこっちのほうが好きかも。
エスプレッソはもちろん、カプチーノ、マキアート、カフェラテ、ルンゴ、デカフェにチョコラータまであった。
仕組みはといえば、どうやら日本で言うネスカフェドルチェ同様に、LAVAZZAという会社がエスプレッソポーションを高圧抽出を自動販売機でやっているらしい。
LAVAZZAは一度日本に進出したようだが、コーヒー豆を間接に取引している以外は撤退した模様。
イタリアの自販機と同レベルのものを日本で100円コーヒーとして提供できればベストセラー間違いなしと思うのだが。