【株主優待No.4】 ビックカメラのお買物優待券
2月に2,000円、8月に1,000円分の金欠が送られてくる。これはこれで、ありがたい。2年以上の長期保有ならプラス1,000円、3年以上の長期保有ならさらに2,000円の長期保有がついてくる。
つまり、3年以上の長期保有ならば、年間5,000円もの見返りがあるのだ。最低保有株数は100株で、現在の株価は1,255円だから、12万5千円ほどで、株主優待券だけで5,000円毎年、これとは別に株主配当も、2,000円あるから合計で毎年7,000円がもどることになる。これは利回りでいっても5%以上なので、相当いい線をいってるといっていいだろう。
ひとつ残念なのは、ビックカメラのネットで買い物をするのには、優待券は使いにくいのだ。先に一旦支払いしてから、優待券をビックカメラに郵送して、キャッシュバックを受けなければならない。アマゾンや楽天を使い慣れたユーザーからすれば、面倒くさいのひとことに尽きるだろう。
そしてなによりマズイのは、同業他社のヨドバシカメラが完全無料配送をやっていることだ。価格でYAMADAに劣り、便利さでヨドバシに劣るとなると、どこに活路を見出すのか。
ネット優位の時代に、難しい局面を迎えているに違いない。個人的には選択肢はたくさんあった方がいいので、ビックカメラにも頑張ってもらいたい。