【登山No.52②】雲取山荘〜雲取山 標高2,017m〜奥多摩小屋〜七ツ石山ブナ坂〜鴨沢〜もえぎの湯
縦走2日目。午前4時47分。朝小屋の外で、日の出を見ました。歓声が上がるほどきれいでした。夜は雑魚寝やら、鼻炎やらで半分も寝れたか怪しいものですが、夜景と日の出の素晴らしさを味わえただけでも山小屋に泊まった甲斐がありました。
朝御飯をおかわりして、朝6時前には出発
しました。
ぬかるんだ坂をひたすら登って、30分弱で東京都最高峰雲取山頂へ。昨日とは打って変わって快晴の絶好のコンディション、西はアルプスから富士山、北は谷川岳、東は丹沢山塊と360度の大パノラマ。思わず何度もシャッターを切りました。
山頂から七ツ石山方面の下りは、右手に富士山を従えながらの気持ちの良い尾根道でした。これを反対に登ったとすると、息も切れ切れなのが想像されます。雲取山へのルートは、昨日の三峯ルートにせよ、いずれにしても容易ならざるもので、これを日帰りだと10時間ぶっ通しなわけで、やる人は相当な体力と忍耐が要求されます。
廃止された奥多摩小屋を経由して
見通しの良いブナ坂で、小屋で入れてもらったお湯でコーヒーを作って啜り、
ここからは鴨沢10時16分発のバスを逃すと2時間待ちなので、時計とにらめっこしながら、新緑の優しさに包まれるような道を早足で突破しました。
道すがらのポイントには平将門が逃げ延びた道を解説するボードが設置され、往時が偲ばれました。
リミット3分前に到着。この後は奥多摩駅前のもえぎの湯で2日間の汗を流しさっぱりしました。
体力をつけて、この夏はあと2、3回は泊まりの縦走の距離を伸ばしていきたいと思います。
◯活動時間:4時間20分
◯山行距離:11km