【登山No.53】甲斐大和駅〜やまと天目山温泉〜湯の沢峠〜大蔵高丸 標高1,781m〜ハマイバ丸〜米背負峠〜やまと天目山温泉
甲州市が配布している「甲州市トレッキング・ハイキングガイドブック」をみて、目に止まったのが、右下に写っている「湯の沢峠の草原」。こんなにフサフサの草っ原を転げたら気持ちいいだろうに。そんな動機で本日のルートを選択した。
天目山温泉でバスを降り、焼山沢沿林道を一時間強黙々と登る。登山道入口からは水の流れを感じながら小道を踏みしめた。ああ、今日も山に来た。
湯の沢峠からいよいよ!が、すぐに現実に直面する。先々週雪が溶けたばかりで、それからもう芽吹こうはずがない。ここは1,500mの高地。夏はまだまだ先なのだ。
気をとりなおして、南下。枯れ葉色の草原を行く。大蔵高丸で遠くに霞む富士山を見つつ、コーヒータイム。ほのぼのする。
さらにハマイバ丸、天下石と通過して正午すぎるもまだ元気。米背負峠でようやくランチタイム。
ここで今晩湯の沢峠の避難小屋に泊まるという単独行の壮年男性に声をかけられる。雲行きがあやしくないかと。
言われてみて、その後微かにポツポツしだす。山の天気変化は本当に早い。真っ暗なトンネルをスマホのライトを点灯して通過。こんなの初めて。トンネルの闇は本当に怖い。
抜ければそこは天目山温泉。すべすべになって帰りました。次は緑豊かな時期に来ます!
◯活動時間:6時間10分
◯山行距離:10km