【ベイスターズ観戦No.14】●2-7スワローズ 2019年7月10日
6回表一死だった。ヤクルトの先発高橋の投じた6球目のストレートを4番筒香がフルスイング。打球は大きく弧を描いて、レフトスタンド手前の観客席へ。
あ、落ちる。上空2、3メートルを通過した飛球は、私の後部座席のビールの入ったプラスチックケースに当たって、液体とともに跳ね、コロコロと私の左隣のアスファルトの階段を転がっていた。
あっ。私はすかさず手を伸ばし、それを手にした。そのファールボールがこれ。
しっかりと、筒香がボールを擦った跡が残っている。思ったよりも、しっとりしていて、温かみがあった。
2球後、筒香はフォアボールを選び出塁。ソトも単打でつないだが、後続が倒れ、勝ち越すことができなかった。結局、この回得点できなかったことが後々響く。
実はファールボールを手に入れたのは2回目。20年くらい前にマリンスタジアムでホークス松中の打球をキャッチしたのだか、紛失してしまったらしい。今回は家宝として大切にしなければ。
もつれた試合は終盤に入り、国吉がピンチを招き、ソリスが勝ち越しを打たれ、齋藤が駄目押しを食らった。エスコバーを休ませて、計算がたたなかったのだろう。
負け越し2つにもかかわらず、2位でオールスターブレイクへ。
休暇明けの真夏の正念場に備えてほしい。
以上、神宮球場からお伝えしました。