【登山No.50】武蔵五日市駅〜小沢バス停〜湯久保尾根〜御前山 標高1,405m〜シダクラ尾根〜境橋バス停〜奥多摩源泉もえぎの湯〜beer cafe vertre
街は過ぎたが、山はちょうど桜木の時期だった。
奥多摩三大急登の一つ、御前山へ。昨年とは別ルートで挑戦だ。
登り口は地味な登りが続く。大きめの石を踏みしめる。
標高が900mを超えた頃疎林となる。日の上昇とともに道程も明るくなる。
高さ1,100m超えたあたりから、三日前の降雪の溶けかけか、ぬかるみが目立つようになる。登山開始から2時間半、登頂まではもたず、雪中にシートを広げ、コーヒーを啜る。
積雪が5センチを超え、しっかりと踏みしめながら一歩一歩登り、開始から3時間15分で登頂。山頂はベンチが10近くあり、横長に広々。北西に雲取山や鷹巣山が雪を被っている。あの様子じゃ、ゴールデンウィークには溶けないな。
30分のランチ休憩後、山下りへ。
春の芽生えも。
北面なのか、シラビソ尾根は山頂よりも雪深かった。まるで、スキーのように靴底を滑らせながら下る。一応アイゼンはあるのだが、装置せずに突破。
雪が途切れてホッとしたら、道を見失った。印の右の暗い方が正しかったのだが。おかげで10分はロス。でも斜面にカタクリを発見。目立たないように咲いていた。
登山開始から6時間弱で登山口へ。ここからは延々とアスファルト。境橋バス停に着くものの、30分はバスがないので、奥多摩駅まで徒歩で強行。上から眺める峡谷の眺めもいい。
道すがらスズランも。
もえぎの湯もオンシーズンとなったのか、混んでいた。
締めは2ヶ月ぶりのvertre。いつものcremeは在庫切れだったが、好みを聞いてもらい、weizenのバランスが素晴らしかった。ホットドッグを新しくメニューに掲げたというので注文。パンが柔らかく、ミートソースが濃いめでうまい。脱帽です。今年もこの店が山降り酒場No.1の座を譲りそうにない。
花だらけの山でまたまた春を実感できた。
◯活動時間:6時間45分
◯歩行距離:14.7km