【登山No.41】飯能駅〜さわらびの湯〜棒ノ嶺 標高969m〜岩茸石山〜川井駅〜奥多摩 vertre
昨晩から平地でも風が強い。さわらびの湯でバスを降り、有間ダムを回遊し、登山口へ。
雪こそ積もっていなかったが、白谷沢を通るルート、ゴルジェは寒すぎた。水は氷ってるし、険しい。こりゃ夏が最高だなと思った。
日差しが体温に届く頃、2時間弱で棒ノ嶺山頂へ。突然視界が開け、北は秩父の武甲山、東は飯能市街が見晴るかす素晴らしいパノラマ。冬は空が澄んでるので、寒さに負けずに今日も来てよかった。程よくテーブルもあるので、いつもの羊羹とコーヒーで一息いれる。
ここからは下り。樹間に富士山が覗く尾根道を南へ2時間。道行く年配の方に早いね、と声をかけられることに2度。とんでもないです、と応じる。
狩猟の方とも初めて行き交う。長いライフルに、利口なワンちゃん。
やっとこさ着いた岩茸石山は、強風吹きすさんでいた。棒ノ嶺山頂よりも、山々との距離が近く迫り来るものがあった。今日選んだカップ麺はダッカルビ。悪くはないが、ちょっとピリリと舌にきた。
100mばかり引き返し、名坂峠から川井駅へはラクチンルートのつもりがとんでもないことに。
50mも行かないうちに道が消えているのである。崩落に戸惑い、巻道を探すが見つからない。一度は無理にくだろうとして落ち込み、必死でよじ登る羽目に。別ルートをとろうかと諦めかけていたとき、白髪健脚のおじいさんが崩落箇所を乗り越えていく。上から大丈夫ですか?と声をかける。道続いてるよ、と応じてくれた。おじいさんはあっと言う間に先行して見えなくなった。20分はロスしたはず。その後はなんなく林中を下りきり川井駅へ。おじいさん、ありがとう。
ここで予定していた日帰り温泉、水香園に行こうとしたら、日帰りは6年前に辞めたとのこと。さらに青梅麦酒は臨時貸切とな。ついてない。仕方がないので、いつもの奥多摩vertreへ。ヘテロフィラスなるニューカマーと気になっていたポテサラを注文。やはり、うまい。安定感がある。安心安心。
無事下山できたし、お腹も満たされて、笑顔で帰りました。
◯活動時間:6時間15分(休憩1時間含む)
◯歩行距離:14km