【登山No.55】三峰口駅〜日向大谷〜清滝小屋〜日本百名山 両神山 標高1,723m〜清滝小屋〜日向大谷〜西武秩父駅前温泉祭りの湯
岩、岩、岩。登りがいのある岩たちの先に山頂があありました。みてください。この山頂を。岩しかありません笑
はるか先にまだ雪の残るアルプスの峰々も
狭い山頂で多くても10人いられるかどうか。ランチをとろうとした山ガールたちも、お尻痛!の声。そうです。周囲から観てもこの山はこんな感じで尖っているのです。
鎖場も5箇所はあったと思います。3点ポジションをしっかりと確保して慎重に攻めました。しかし、いずれの鎖場も長丁場ではないので、緊張の連続というよりはむしろ、アミューズメント的要素、たまに出る大当たりとして愉しめました。
嫌だったのは長い長い登り、そして下り。登山口からの標高差は1,000に達します。これまでの経験上、2,000mを切る山はもっと、尾根伝い、あるいは緩やかな側道が多かったように思います。
この山は今月の山と渓谷の特集にも取り上げられていますが、目立つのは障害物競走的な岩場であることは確かですが、メインとなるのは容赦のないダラダラ登りあるいは下りであって、これとの戦いが主戦場であることを肝に銘じなければなりません。
両神山に電車で、かつ日帰りでアクセスするには、三峰口駅8時55分発か途中の西武秩父駅から町営バスに乗るしかありません。日向大谷まではマイクロバスに揺られて50分。体力をせんがため、始発の三峰口駅に一本前に到着して正解でした。
下山口の両神山荘で和むわんちゃん
◯活動時間:6時間31分(休憩など1時間8分含む)
◯山行距離:9.7km